【一滴一滴、伝わるぬくもり】

チューブからの栄養で少しずつ体力が蓄えられてきた頃、私たちは新しい挑戦を始めました。

それは、おっぱいから直接飲む練習。

最初は、お口に含ませるだけでも精一杯。

それでも、ママの肌に触れ、一生懸命に舌を動かそうとする我が子の姿に、言葉にできない愛おしさが込み上げました。

「今日は少しだけ吸えたね」

「昨日はお休みしたけど、今日は頑張れたね」

そんな一歩進んで二歩下がるような毎日でしたが、チューブという支えがあるからこそ、私たちは焦らずに「練習」を楽しむことができたのだと思います。

同時に哺乳瓶で飲む練習も行っていきました。

体力面を考慮しながら時間を決め飲み終わった後に毎回シリンジで胃の中のミルクを吸い上げます。

1回で飲めた量を毎回記録します。

記録が終わると再び胃に戻し必要量まで搾乳してあった母乳と粉ミルクを追加注入する毎日でした。

少しずつ量が増えていくのが数字でわかるため一所懸命頑張っていることが実感できました。

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