はじめに
退院してから、ずっとチューブをつけたまま生活していました。
お宮参りの日、初めてチューブを外して外に出ました。
あの日のことは、今でも忘れられません。
退院後、落ち着いた頃に行った
お宮参りは、退院後少し落ち着いた頃に行きました。
NICUを退院してすぐは、外出すること自体が不安でした。
チューブがある、体が小さい、何かあったらどうしよう。
でも少しずつ日常に慣れてきた頃、
ようやくお宮参りに行ける気持ちになりました。
ママ側の祖父祖母と一緒に
この日はママ側のおじいちゃん・おばあちゃんも一緒に来てくれました。
NICUにいる間、会いたくても会えなかった時間がありました。
みんなで一緒に神社に向かう道のり、
それだけで特別な日だとわかりました。
初めてチューブを外した
お宮参りのこの日、初めてチューブを外して外に出ました。
いつもは鼻にチューブがついている。
それが当たり前になっていた。
でもこの日は違った。
チューブのない顔で、ベビードレスを着て、
神社の境内を歩いた。
呼吸しやすそうだった
チューブを外したこの子を見て、思ったことがあります。
呼吸しやすそうだった。
いつもより楽そうな顔をしていた。
鼻まわりがすっきりして、のびのびしているように見えた。
ずっとチューブをつけていたから、
外した顔を見るのが久しぶりで、
なんだか新鮮で、少し泣きそうになりました。
ベビードレスを着せた
この子はベビードレスを着てお宮参りに臨みました。
チューブのない顔に、白いベビードレス。
生まれてきてくれてありがとう。
ここまで来られてよかった。
そんな気持ちで、この子を抱いて神社の境内を歩きました。
おわりに
お宮参りは、ただのイベントではありませんでした。
NICUを乗り越えて、チューブと一緒に過ごした日々を乗り越えて、
家族みんなで神社に行けた日。
初めてチューブを外して外に出た日。
この子が、また一つ新しい世界に踏み出した日でした。
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